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建設業者の事例:「公庫に断られたケース」

資本金がカラだと政策金融公庫に創業融資を断られて当事務所に来た建設業者 その後自社工場を所有し、助成金1200万円成功したケース

平成25年10月

神奈川県の建設業者でした。

当事務所に相談に来たきっかけは、

他のコンサルタントに資本金500万円で会社設立してもらい、同じくそのコンサルタントに創業融資を依頼して政策金融公庫に断られたとのことでした。

創業から既に3ヶ月経過していて、建設業の許可を受けていました。

お話をお聞きしたところ、建設業の許可も取得できたので、公庫から融資を受けられるのは確実だと言われて、その許可取得を担当したコンサルタントを信頼して公庫に申し込んだところ、あっさり融資が不可になったとのことで、その原因が知りたい、そして何とかして欲しいという理由で当事務所に来訪されました。

うーむ。会社設立した月から売上高が300万円近く出ている・・・優秀だ。

登記簿謄本を確認しました。

資本金500万円・・・問題ない。

まず確認してみました。

「資本金500万円にしたのは、建設業の許可を取るためですね?」

「そうです」

「では、その500万円の出処はどこですか」

「友人です」

「全額ですか」

「はい。コンサルタントには売り上げが上がっているから、問題ないと言われました」

そんなことはない、大問題だね。

「次にお聞きしますが、疑問があります。会社をスタートして、初月からいきなり300万円台の売上高を3カ月継続して売り上げられる営業力があり、それなりのご年齢でいらっしゃいますが、なぜご自分自身で資本金500万円の内、100万円だけでも調達できなかったのですか」

「実は、他の会社の取締役だったのですが、その会社と喧嘩して、急な理由で会社を設立したので、娘の大学入学の入学金の用意とかがあって、手持ちが無かったのです・・・」

「今でもその会社の取締役なのですか」

「はい」

「その会社はどこにありますか、滋賀県です」

「滋賀県にある会社が神奈川で営業していたのですか」

「単身赴任で神奈川に3年前から住んで、仕事しています」

「住所は神奈川ですか」

「違います。滋賀県です」

「では、なぜ神奈川で会社を設立したのですか」

「3年神奈川に住んで気に入ってしまったこと。そして滋賀に戻っても、頑張って開拓した得意先たちを手放してしまうのが勿体ないからです」

「なるほど。もう一つ聞かせてください。

何故、取締役として勤務している会社と喧嘩をしたのですか」

「勝手に社長が始めた新規事業が失敗して、業績が悪化したとのことで、役員報酬を50%カットされたからです」

なるほど。こりゃ普通のコンサルタントには無理だな。

しかも創業3ヶ月で売り上げ出ているから資本金は全部借入れでも問題ないとかいう程度の初心者じゃなあ(呆)

「結論から言います。公庫が断ったのは当然です。資本金がカラです。

お客様は、金融機関の立場から考えると、怪しさ爆発です!怖くて貸せません。

しかし、当事務所なら、お客様の場合、1,000万円から1,500万円の創業融資が可能です。但し条件があります。すぐには無理でしょうが、数カ月あればなんとかなると思います。そして、その条件をクリアしてくれれば問題ないでしょう」

平成26年2月

保証協会が難色を示しましたが、難色を示した点に関しては、既に予定していた通りだったので、無事説得に成功し、1,500万円の創業融資を受けました。

平成26年9月

会社設立から1年が経過し、決算書の業績がとても良かったので、2,000万円の追加融資を受けたそうです。創業融資を受けたので会社の資金繰りが間に合い、当事務所が紹介した銀行もとても親身になってくれたと、とても喜んでいただけました。

久しぶりに当事務所に代表者が新しい相談で来訪しました。

「工場を建設したいです。そしてそれに関連する新規事業のために助成金を受けたいです。工場の土地は既に茨城県で確保し、全額払いました」

「つまり、土地は既に会社所有ということですね」

「そうです」

「総額はいくら必要ですか?助成金を受ける新規事業というからにはかなりの新規性が要求されますよ」

「新規性は自信があります。まだ日本には存在しないビジネスです」

「必要資金はおいくらを予定していますか」

「1億5千万円です」

融資金額が大きい。そして神奈川県の本店から茨城県の事業地まで距離があるから、神奈川県の地方銀行が手を出せない。メガバンクでは実績の伸びは高くても、事業年数が短いから手を出してくれないだろう。
・・・

茨城県の銀行を直接口説き落とすしかないな。

「代表者さん、100万円を最悪どぶに捨てる覚悟があるなら、私も挑戦しましょう」

「お願いします」

平成26年10月

私は、代表者さんと共に、湘南新宿ラインに乗って茨城県の県境の銀行に飛び込み営業をかけました。

・・・ダメ・・・

・・・ダメ・・・

・・・脈あり・・・

・・・当たり!・・・

二人で駅前の銀行を歩き回って4行目、乗り気になった銀行がありました!

実は、その銀行は、茨城県内でその会社が工場で営む業種に多数の融資実績があることで業界でも有名だったので、私たちが口説き落とす本命として考えていた銀行でした。

丁度、助成金の相談担当者が偶然居合わせて、この会社のビジネスプランの価値を正しく理解してくれました。

その結果、再度、打ち合わせの機会を銀行側の課長から得ることができ、

  • 1. 事業実体を茨城県内に設置することは可能か。
  • 2. 助成金対象になる新規事業と工場との建設との関係
  • 3. 助成金事業の新規性
  • 4. なぜ神奈川県の会社が茨城県で工場を設置する必要があるのか。
  • ・・・etc.

平成26年12月

その銀行から、茨城県信用保証協会の保証を得られることを条件に総額1億7千万円の融資の申請の承諾を得ました。

平成27年4月

新規事業の助成金1,200万円が決定しました。(^^V

平成27年5月

総額1億7千万円の融資が実行されました!

結局100万円をどぶに捨てずに済みました(^^V

完璧な勝利ですね。

これが当事務所の実績です。

最初政策金融公庫に初心者同然のコンサルタントに依頼して、創業融資を失敗した会社でも、当事務所に依頼した後は、とんとん拍子に融資に成功し、気付くと工場を自社建設、そして助成金も得ることができました。

気付くと、約2年間もの時間が経過していました。

詳細は更に複雑で、さまざまな問題がありましたが、すべて予測し、対処しました。

当事務所の経営実績は約21年です。

それだけの経営実績があるから、これだけの規模と長期にわたる仕事をこなすことができるのです。

敬具

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