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会社を作るために考えるべきこと

退職金制度の導入

あらゆる物には、始まりがあり、そして終りが来る

いきなり哲学的な話題になってしまいましたが、事実なのです。

皆さんがこれから設立する会社にも、よっぽど大企業にならない限り終りが来ます。

それは悲しいことではありません。

むしろ喜ばしいことなのです。

ただ、その終り方が「幸せ」であることが重要なのです。

私も、これまでがむしゃらに経営をしてきました。

気づくと事業が軌道に乗り、そしてその事実に唐突に気づいてしまったのです。

私にも終りが来るということに。

しかし、私達は、会社を作った以上、その終り方は幸せでなければなりません。

だから、安心して幕を引けるように準備をしようではありませんか。

会社に寿命があるのは当然である

株式会社の黎明は、大航海時代だと言われます。

それは、経理の基本知識である「簿記」が英語では、bookkeeping(航海日誌をつける)と訳せることからも窺うことができます。

伝え聞くところでは、大航海時代において、船を購入したり、船員を雇う資金はとても個人企業のレベルの商人達には用意することができなかったので、商人達が協力してお金を出し合ったことが始まりだと聞いています。

その頃の株式会社は、船を造り、船員達を雇用し、船が出港し、長い航海の果てに多くの香辛料等を積載して港に戻ってきた時点で、全ての資産を清算し、終了をしたと伝えられます。

つまり、昔の株式会社は「終わること」が前提だったのです。

今の大企業のように、何十年も存続している方が異常なのです。

実際、ビジネスプランに10年続くものは少ないですし、30年続くビジネスプランは滅多にないと思います。

従って、私達中小企業には、必ず終りがあるのが自然であると思います。

その代り、私達、中小企業の経営者としての目標は、会社の終りが「幸せ」であることが必要なのです。

皆さんの子供時代・青年時代を通して、大好きだった漫画や小説で、未だ終わってないものはありませんか?

終わりを迎えず、作者が死んでしまうなどの都合で、打ち切られてしまった作品はありませんでしたか?

私は思います。彼等に言いたいです。

「終わらせて欲しかった」と。

だから、私達、中小企業の経営者は、彼等と違って「ハッピー」に潔く終わらせようじゃないですか。

だから、会社に寿命があるのは当然なのです。

自分独自の退職金制度を作る

幸せに終わらせるためには、退職金を支給されるのが望ましいでしょう。

経営者向きの退職金制度には、主に次の2つのプランがあります。

1.小規模企業共済制度(国の制度)

2.役員向けの死亡保険(民間保険会社の制度)

1.の小規模企業共済制度は、国が運営しているので一番確実な退職金制度です。

2.の役員向けの死亡保険ですが、これは実質的に退職金制度として利用が可能です。

具体的には、下のリンクを見ていただければわかると思いますが、

役員保険のシュミレーション表(40歳加入、死亡保険2,000万円;南部オフィス提供)

この死亡保険は、「解約すること」を前提にしている保険で、例えば上記のリンクの資料のように、40歳で加入、死亡保険2,000万円の保険に加入した場合、毎月33,780円の掛け金で、70歳に於ける解約払戻金が1,169万円で、返戻率が96.1%となります。

この保険は、「掛け捨て」になっているので、税務上50%の損金計上が可能です。デメリットは、解約した場合、例えば1,169万円がそのまま会社の所得になってしまうので、課税対象となることです。従って解約する数年前から対策する必要があります。

しかし、このデメリットを考慮しても、経営者が個人で死亡保険2,000万円に加入することを考えたら、そのメリットは高く、自分が不慮の事故で死んでも会社を清算する資金となってくれるという安心感が得られるのです。

上記の制度や、自分独自の資産運用方法を利用するなどして、経営が軌道に乗ってきたら独自の退職金制度を創設するのがお勧めです。

また、アフラックなどで取り扱っている10年で払い込みの終わる医療保険やがん保険を利用して、働けるときに全ての民間保険を払い切ってしまうのも将来の安心感につながると思います。

サラリーマンでも独自の退職金制度が創設できる

何も、退職金制度はバリバリ会社経営している人だけのものではありません。

外資系企業のサラリーマンの方のように、退職金制度がない方の場合は、プライベートカンパニーを設立すれば、独自の退職金制度や福利厚生制度、保険制度の創設が可能です。

また、不意に外資系企業を辞めてしまったとしても、自分の会社があれば社会保険も厚生年金も掛け続けることができるのです。

皆さんも、自分の未来に関して、「幸せな終り方」を考えてみる機会を思い切って設けてみることをお勧めします。

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